土曜日(6日)は、県小学生の春季団体戦に出場してきました。
小学6年生の祥吾にとって、この試合がジュニアクラブでの
最後の公式試合という事になります。
祥吾のクラブは、男子の6年生が6名。
どのクラブも部員が少ないなか、
6年生だけで団体戦に出場出来る稀有なチームです。
大将ペアは中学生の公式戦「U-13選手権」にも出場し、
2番手の祥吾ペア、3番手のペアも力を伸ばしてきていますので
私は昨年に引き続き「優勝」もあると考えていました。
どこのチームも同じだと思いますが、
大将ペアと2番手ペアで勝ちたいところで、
必然的に祥吾のペアは重責ですが、
それなりに練習をしてきましたし
最近は声も出て来たので、
県内の団体戦なら、強力な混成ペアもいませんので
十分に勝負出来ると考えていました。
当日は、またも

最後くらい思い切りテニスをやらせたいものですが、
テニスの神様は、この子達にはちょっとイジワルですねぇ。

(雨で開場が延び、ひっそりとするコート)

(雨が降っているなか、コートに立った選手達)
この試合も、予定していた予選リーグは行われず、
各組の番号が2番と3番チームの勝者が1番と試合をして
勝ち残ったチームが決勝トーナメントに進むという事になりました。
ウチのクラブは昨年優勝なので、組み合わせではAリーグの1番。
A2チームとA3チームとの試合の勝者はA2でしたので、
初戦の相手はA2チームでしたが、
ここは3ペアとも3-0で勝利して決勝トーナメント進出を決めました。
ただ、祥吾はポイント3-0でダブルフォルトを出し、
それを足がかりに一気に並ばれてしまうという
悪い癖を演出してしまったので
気を引き締めて、時間を上手く使おうと話し合いました。
リーグが9つあったので、決勝トーナメントにも
9チームが名乗りを上げましたが、
ウチのクラブだけがシードを頂いていたので
決勝トーナメントの初戦が既に準々決勝。
準々決勝の相手は、兄貴(勇弥)の先生の出身クラブで、
数多の優秀な選手を輩出している名門クラブです。
こちらの出場順は、3-1-2という事になり
祥吾達は3番手勝負になった時に備えます。
相手も3-1-2とガチンコ勝負。
コーチは「必ず3番手に回すという気持ちを忘れるな」と指示して
3番手ペアを送り出し試合開始。
3番手ペアは、ここにきて一気に上達した感じで
二人とも緊張感を楽しんでいるようにすら見えます。
ゲーム1-2となったところで、2面展開となり
隣のコートで大将ペアの試合が始まりました。
好調の大将ペアは、よく声も出ていて
見ていても頼もしい限り。
みるみるポイントを重ねて3-0で勝利
3番手ペアは4ゲーム目、相手のマッチを凌いで
4ゲーム目をもぎとってファイナルゲームに突入していますが
祥吾達は隣のコートに入りました。
まさに、祥吾達の試合開始の直前、隣の大激戦が終わり
なんと3番手ペアが3-2で逆転勝利
祥吾達の試合は無くなり、チームは準決勝進出です。
準決勝の相手も名門チーム。
地域的にも県内で最もソフトテニスが盛んで
このジュニアチームの部員の多くが進学する中学校は
先生も熱心ですし、新たに学校が新築されて環境も抜群。
5年生や4年生もいるようですが、
彼らが今後も中学ソフトテニス界を賑わすでしょう。
さて、こちらの出場順は2-3-1。
先程の準々決勝には出場していない祥吾達をトップに出し、
3番手勝負に持ち込みたいという戦略です。
相手は3-1-2という順番でしたので
出場順の争いは、こちらの勝利というところでしたが・・・・
さて、祥吾達の試合はサービスサイドで開始。
1本目の相手レシーブを、祥吾が出てポーチ。
教科書通りの綺麗なポーチが出て、
「これは、いける」と思いました。
しかし、あまりに上手く決まってしまったせいか
その後の祥吾は全く出られません。
そればかりか、すぐ近くを通るボールにも反応出来ず、
多少左右に動くものの、目でボールを追っているだけ。
後衛の悟史が一生懸命にラリーを続けていますが
最初はストロークミスが多かった相手後衛も
ラリーを続けているうちにストロークが良くなってきました。
それでも、相手のミスに助けられた事もあって
ゲームカウントは2-0とリードを広げ、
取り敢えず何とかこのまま押し切りたいと思いましたが
3ゲーム目に入っても祥吾の動きは悪いまま。
最初のレシーブポーチ以降、前衛のポイントは無しで
相手後衛のストロークは段々良くなってきて、
逆に押し込まれてチャンスボールを上げてしまい
相手前衛にスマッシュやボレーを決められ始めました。
こんな時、流れを変える1発を出せるのは前衛なので
攻撃的ポジションから思い切って出て欲しいところですが
ガードポジションから出るので届かないし、
相変わらず1歩以内の範囲も反応出来ません。
これでは、兄貴に交じってやってきたランボレ練習などが
全く無駄に終わってしまいます。
何とかしてあげたくても、何ともならない。
「どうして?」だけが頭を巡ります。
相手の勢いに押されたまま
一度もマッチポイントを奪う事が出来ずに2ゲーム取られ、
よもやのファイナルゲームに突入しました。
でも、まだ負けたわけではありません。
こちらが並んだと思って、元気を出して欲しいところですが
祥吾は降りしきる雨に打たれて顔をしかめています。
試合前、天候は全て自分達の味方だと思っていくようにと
祥吾には伝えましたが、「俺は帽子は嫌い」とうそぶいて
帽子をかぶらなかった事がこの大事な場面で・・・・・
試合当初は、相手もあまり元気はありませんでしたが、
ファイナルゲームに入った頃には、他の2試合が1勝1敗で
終わった事が判り、「よーし」という気持ちが
こちらにまで伝わってきました。
ファイナルゲームは1-1から入りましたが
その後は終始、相手のリードが続き2-6に。
ここにきても祥吾がネットプレイでボールに触る事はなく
1度も打たれていないガード側を守っているばかり。
一体、何の為の練習だったのか・・・
その後、祥吾達も2点を返して4-6としましたが
反撃もここまで。
祥吾達が2-3で負けた事により
チームも1-2で敗戦となり
先週に引き続き、決勝戦に勝ち進む事は出来ませんでした。
祥吾は5年生の秋に、2つ隣りの市から越境で
クラブに入れて頂きましたが、
小学低学年からクラブに通って練習を続けてきたメンバーには
最高の形でジュニア時代を終わらせてあげたくて
この試合だけは、石にかじりついても勝ってほしかった。
私は、申し訳なさと歯がゆさと悲しさと腹立たしさで
泣きながら戻ってきた祥吾にきつく当たりましたが、
帰宅して色々と考えてみると、状況に対応するという事を
具体的に教えてあげられなかった事が敗因だったと思いました。
言うなれば、私の経験や力量が足りなかった事にほからならず、
雨の中、懸命に戦った祥吾と悟史を勝たせてあげる事が出来ず
申し訳ない事をしてしまったと思いました。
翌日、家の中でラケットを振り回していた祥吾から
「ガットを張り替えて欲しい」と言われて
何か救われたような気持ちになり
車を走らせてガットを張り替えに行きました。
気がつけば、兄を見てソフトテニスを始めた祥吾は、
家の中ではソフトテニスマガジンを取っ替えひっかえ見て、
天皇賜杯やインターハイや兄貴や自分の試合のビデオを観て、
ラケットをいじくりまわしてグリップを取ったり貼ったりと
どっぷりとソフトテニスにはまっていたんですね。
進学する中学は、ソフトテニスが盛んというわけではないけれど、
兄貴はそんな中で仲間に恵まれて、開催県の運もあって
関東大会に出場するまでになりましたが、
祥吾の方はどうでしょうかねぇ。
これからは、決勝進出を懸けた団体戦なんて
もう経験する事はないかも知れませんが、
好きなソフトテニスを続けていって欲しいものです。
私も、焦らないで見守っていきたいと思います。


ジュニアでの練習、お疲れ様でした。
これからもテニスを好きで、一緒に練習や試合ができることを楽しみにしていますね。
そして、チームのために、色々とありがとうございました。お世話になりました。